中国語が話せない人向けの中国旅行のススメ
私は中国に旅行に行くのが好きで、この3年間でも10回くらい中国本土へ旅行に行っています。
主に週末海外がメインですので、ほとんどが短期滞在ですが、これまで上海、北京、深セン、厦門(アモイ)、杭州、珠海などの都市に行っており、さらに来月は大連に行く予定になっています。
たくさん中国を旅行してきて気が付いたことの一つに英語が通じないケースが多いということです。
都市部で若者ならまだしも、少々年配の方ではone、twoといった数でさえ、英語で理解できない方もいらっしゃいます。
日本でも最近でこそ外国人も増えましたが、それでも唐突に外国人に話しかけられると、フリーズしてしまう日本人も多いので、ある意味、同じと言えば同じかも知れませんが、感覚的には日本よりも英語が通じにくい印象を受けます。
一方、中国語を話せるかと言いますと、私は挨拶(ニーハオ)レベルの単語は知っていますが、会話などは到底できません。
そういう語学力の中で、かつ片言の英語も通じにくい中国を旅行するには、少し疲れる面もありますが、少し工夫するだけで、意外と楽しく快適に旅行できます。
今回は中国語が話せない方でも、不自由なく中国を旅行するためのスキルを共有したいと思います。
ポイント①:漢字の意味は分かるものと分からないものがある。
当たり前のことですが、中国は漢字の国です。当然、日本人には馴染みがあり、結構、意味の分かる言葉もあります。たとえば地名であれば「上海、北京」ですから、そのまま理解できます。
空港での出発(出国)は、「出境」と表現したり、サービスセンターなどは「服務中心」と表現したり、日本語とは少し異なりますが、なんとなく意味が想像できるものも多くあります。
一方、駅のことは「火車站」、プラットホームは「月台」と表現します。こういうのは知らないと分かりにくいですね。
しかしこういった分かりにくい漢字の表現も一度見ればなんとなく覚えてしまいますし、知らなかったからと言って困ることは特にありませんでした。むしろ見たことのない漢字表現が出てきた時は、「これはどういう意味だろう?」ぐらいに軽く考えて一人でクイズ気分で考えたりしています(笑)意味がわかるとなるほどと思えるものもたくさんありますので楽しいですよ。
ポイント②:漢字の意味は理解できても発音はできない。
さきほどご説明したように、漢字の意味はある程度まで理解できたとします。しかし、日本語と同じように発音しても中国では全く通じません。
発音は日本と中国で異なることに注意が必要です。
では、お店で注文したり、切符やチケットを買う時にどのようにして意思疎通を図るか。
これは簡単なことで、紙に書いて渡すだけです。すなわり筆談ですね。
食べたいメニュー、行き先など、漢字は書けますから、筆談でOKですね。これでほとんど、どこでも、何でもできてしまいます。
ポイント③:翻訳アプリなどを使う。
これ最近注目度が上がっているように思いますが、例えばポケトークのように音声を変換していくれるものもありますが、googleのように日本語を入力して中国語に変換してくれる便利なものもあります。
現地のホテルのスタッフなどが、中国語に不慣れな私のような人に向けて翻訳アプリなどで英語や日本語に翻訳してくれることもあります。
ただ、日本人が使う場合、googleは中国では使えない場合もありますので、wifiルータを借りる際にスタッフさんに確認しましょう。
今回は以上です。中国語が話せない方もたくさんいらっしゃるかと思います(私もそうです)が、単なる観光旅行では困ることは少ないです。
皆さんも是非、中国旅行に行かれてみては如何でしょうか。